フランス在住の人たちの擁護がちょっと・・
個人的に一夜にして嫌いになった、フランスという国。
一部の人間とは言え、あの侮辱はひどい。
俺も逆にお前らのことを侮辱してやろうか?と思うほど。
人種差別だ!という人もいれば、いやそうじゃないという人もいる。
そうじゃないと言っている人たちはどうやらフランス在住の人たちらしい。
毎日薄笑いの顔をネットNEWSで見せられて吐き気がするのだが、散々人をバカだの頭が悪いだのマウントをとって言いたい放題の、ひろゆきとかゆう奴もその一人だ。
最近「失敗の科学」という本を読んだのだけれど、そこに興味深いことが書いてある。
フランス在住の人たちが陥った状況が見えて興味深い。
一言で片づけるなら、全員「認知的不協和」の状態と言える。
自分たちはフランス在住の選ばれた人間だ。
その私たちが差別を受けるなんてありえない。
この心理的状況はエリート意識がある人ほど抜け出せない。ストレートな言葉も別の言葉として解釈しようとする。
そしてこの本に書いてあるのがさらに興味深い。認知的不協和に陥った者はそれに滅多に気付かないどころか、実験後に種明かしをされて認知的不協和について詳しい説明を受けた後も自分の言動をおかしいと認めないのだそうだ。
優秀と思っているのかもしれないが、自分が思っているほど実際は大したことなどない、ってことだ。