afternoon life

悩み多き人生ですが、残りの半生を楽しく意義あるものにしたいと思い、綴っていきます。

キンタローさんは何一つ悪くない

お子さんを預けていた際に怪我をしてしまい、それをブログで書いたことを預け先に失礼だと、キンタローさんが批判を受けているようだ。

僕が思うに、キンタローさんは何一つ悪くない。

預かった相手に失礼ってなんだろうな。。その指摘分かんない。

キンタローさんは怒る権利があるし、民法を勉強した人なら分かると思うけど。。

 

何かを第三者に預ける場合、法律上「委任」や「寄託」という契約が成立します。

有償だったのか、無償だったのかは知らないけれど、例えば旅行などでお隣さんにペットを預けたりする場合も実は法律上の契約が生じています。コインロッカーだって契約が生じているんですよ。

 

キンタローさんがお子さんを預けたという今回の場合、委任契約が成立していると思います。委任は原則無償(特約を付けた場合は例外)で、お互いの合致のみで成立します。

で、委任を受けた人(受任者)は委任の本旨に従い、善良な管理者の注意をもって委任事務を処理する義務が生じます。いわゆる善管注意義務というやつですね。

 

善管注意義務は委任が無償か有償かに関わらず、受任者に課されます。

重要なのは、善管注意義務は善意で預かってあげたとしても関係ありません。預かった以上は損害賠償が発生すれば支払う義務が生じるということです。

 

補足すると委任は預ける人、引き受ける人の高度の信頼関係を基礎として成り立っているので委任者・受任者双方からいつでも理由に関係なく解除できます。

というわけで、キンタローさんは怒る権利があるし、善管注意義務違反で訴えることも可能なはずです。

 

まぁ、保育園なんかに行ったら毎日のように転んで怪我したり、不意な拍子にお友だちの手や足が当たったり。。うちの子も脚は痣だらけ擦りむいた跡だらけですよ。

最近はお友だちの肘が顔面に入ったみたいで目の下に青あざができていました。痛々しかったけど、園長先生から謝罪があったし、特に揉めることは無かったですけどね。

 

委任だけに信頼関係は大切です。指摘している人がそこを指摘しているのなら確かにそうなんですけど、ブログを読んだだけでは詳しい事情は何も分からないはずですよね。

その程度で預かった相手に失礼って・・うーん。。

でもまぁ、小さい頃は代謝がいいのでちょっとした怪我なら、けろっと治ると思いますけどね。