afternoon life

悩み多き人生ですが、残りの半生を楽しく意義あるものにしたいと思い、綴っていきます。

iTrust新興国を損切り

タイトル通り、ピクテさんのiTrust新興国株式を売却しました。10%以上の赤ですが、もう完全に見切りをつけました。

以前にも書きましたがこの投信、人口ボーナス国に投資するという発想は非常にユニークで素晴らしいと思ったのですが、いかんせん、長期投資に向いていないのです。人口ボーナスのある新興国に投資する以上、超超長期で考えていましたが、このファンドは完全に期待外れでした。

 毎月月報を見ている人はお判りでしょうが、とにかく異常なほど上位銘柄が変わります。順位が入れ替わる程度ではなく、今までそんな会社無かったじゃん?という会社が入ったかと思えば、また無くなったり。。。

まとめると、運用哲学に一貫性が見いだせないのです。iTrust新興国株式は組み入れ銘柄数は113と少ないですし、14ヶ国に分散投資しているので、その点は評価できるのです。ですが、組み入れ銘柄を長期保有しないとしても、一定の方針のもとに入れ替えが行われるべきだと思うのです。でも残念ながらそれが見いだせません。

基準価額が上下するのは仕方ありません。米中の貿易戦争や、トランプさんのツイッター新興国ならではの政情不安、色々と変動する理由はありますが、それでも銘柄がこれほど変動する理由にはなりません。

僕はアクティブファンドを否定しないのですが、長期投資に向いていないファンドは手を付けるべきではないと思っていますし、一貫性が無いのは論外です。

もっと早く手を打っても良かったんですけどね。。。