afternoon life

悩み多き人生ですが、残りの半生を楽しく意義あるものにしたいと思い、綴っていきます。

心穏やかな投資を僕は選ぶ

少し前に、新興国株式についての思いを書きましたが、それが返って、自分の気持ちを整理するのに役立ったように思います。

 iDeCo口座のスイッチングと、投信工房(松井証券)のポートフォリオを見直しました。 

 今年2月に参加した投信フェアで、モーニングスター社にいただいた資料によると、2030年には中国が米国を抜いて、GDPでTOPに立つそうですし、2018年2月においても世界の企業における、時価総額のランキングに中国が3社入っています。

未公開企業の企業価値ランキングでも米国と中国で分け合っており、もはやこの世界はこの二大大国に投資していれば、経済成長の恩恵に与ることが出来るかのようです。

 

2008年、リーマンショックがあった年の先進国株式の年次リターンが-53.39%(日本株式は-40.62%)。その年の新興国株式の年次リターンはー62.67%。

2009年は先進国株式が35.62%(日本株式は7.62%)で新興国株式は81.13%。

2007年から2016年まで、新興国株式が先進国株式に負けたのは、2008年と2011年、2013年、2014年、2015年のみ。

これらが分かっていたとしても、やはり僕は心穏やかに、僕なりの投資をすることに決めました。

ロシアは近隣諸国に緊張感を振りまき、近頃米露の間で、まるで新たな冷戦が始まるかのような雰囲気が漂っていますが、加えて米中に関しても、いつか本当にその日が来るんじゃないかと、気になっています。

韓国はもう、何というべきか。。。常識や正論が通じない国とは関係を断つべきだし、いい加減引導を渡すべき。

やっぱり、この三ヶ国に投資なんてすべきじゃないと、再認識した次第です。

 

iDeCo新興国株式を、eMAXIS slim先進国株式とeMAXIS slim 米国株式(S&P500)にスイッチング。S&P500が追加されたのは、最近あるブロガーさんの記事で知りました。

マネックス証券に鞍替えしてよかった。。。

iDeCo口座では、新興国の経済成長の恩恵を受けることが出来なくなりますが、その辺は投信工房で頑張ることにします。とはいっても、新興国インデックスファンドにロシア、中国、韓国全て含まない投信が無いので、アクティブファンドで頑張るしかありません。

因みにこれらの国の内どこかがMSCIコクサイの一員になったら…ですが、その時は作戦を練り直すことにします。

今は考えたくないですが。

 

積み立て中のiTrust新興国株式は、なかなか資産総額が増えない、苦しい状態が続いていますが、長期的視野に立って、粘り強く積み立てしていきたいと思います。

信託報酬は1.167%と、インデックスファンドと比較すると高いですが、運用会社の取り分は僅か0.1836%です。ピクテさんの頑張りが伝わってきます。

因みにこのiTrust新興国株式は、運用方針に、基本的に新興国の中でも、高い経済成長が期待される国の株式に分散投資するとあるのですが、「一部先進国の株式に投資することがある」と書かれているんですよね。。

労働人口に注目した経済成長という観点からすると、米国?もしくはこれらの国が新興国から先進国になった時のことを考えてのこと?と、思っていましたが、最新のレポートを見ると、なんと英国が2.7%含まれています。本国ではないのかもしれませんが。

目まぐるしく構成比率や主要銘柄が変わったりするので、じっくり型の投信ではありません。それが嫌な人は避けた方が良いでしょう。

 

実はもう一つ、僕のポートフォリオを理想に近い形にしてくれそうという意味で、注目しているファンドがあります。既に積み立てを開始しているのですが、それについてはまた後日書きたいと思います。