子どもにお金をかけるのはやめなさいを読んで
立て続けの更新です。
GW中暇だったこともあり、図書館に行って人気FP横山光昭さんの本、子どもにお金をかけるのは、やめなさいを読みました。
流石人気FPさんというべきか、地方の図書館にもたくさん本がありました。そのうち借りたのは上記の本と、図解でわかる お金が貯まる住宅ローンの返し方。
今我が家でも一人娘に保育園の他、ベネッセで英語教育と絵本を購入しています。
小学生に入る前にはピアノ、小学生に入ってからはそろばん、水泳、合気道を考えており、恐らく中学生になってからは塾にもいくことになるのでしょう。そうはいっても高校の学費や大学費用も準備しなければならないわけで、どのように子供を育てていくべきかという点も含め、非常に参考になる本でした。
したいことを我慢させるのは親として失格なのか?
もちろん、やらせてやりたいのはやまやまです。ですが資産家でない限り、何でもかんでもというわけにはいきません。横山さんはお金がないなら「ない」と宣言していいと、言われています。親が弱みを見せても親が思いつめるほど子供は気にしないし、むしろ協力的になるもの、だそうです。
その中で、横山さんの奥様とその妹さんは「うちはお金がないから大学は国立以外は無理。塾もいかせてあげられないから、それが無理なら就職しなさい」と言われ、お金がないなら仕方ない、やるしかないと難関の某国立大学に入学したそうです。
でも親に対して不満を抱いたりすることは無かったそうですね、
なるほど~。
冒頭で色んな習い事について書きましたが、お金をかけずに手をかける、とあります。
でも僕はそろばんができないし、水泳もできません。水泳教室に行きましたが、生き始める前に池で溺れ、本当に死にかけたので、実際に泳げるようになってもやっぱり溺れて死にかけました。トラウマなのか、駄目なのです。
ピアノは本人次第かなぁ、という部分はあります。やりたくないことを無理に覚えさせても仕方ないですから。でもそろばんはSPIテストにも(卑怯なくらい)有効だし、覚えさせてあげたいんですよね。
合気道は近所でやっていて、子供は月500円で出来るので、良いかな~と。本格的になってきたら僕も一緒に習いに行くことで、親子のコミュニケーションにもなるかな~と思っています。
ところで、この本は子供へのお金の教育についても書かれており、マネしたいと思ったのは・・・
・子供がスーパーなどに行っても買う・買わないのルールを明確にする。
・携帯電話代は一部を子供に負担させる。
・家族全員でマネー会議
です。
2歳の娘ですらスーパーなどに行くとあれ買って!とねだってきます。今はまだ良いかなと思いますが、お小遣いを上げる年齢になったら、この辺は1回100円までとか、メリハリをつけたいと思います。逆にこの辺をすごく厳しくして我慢をさせると、将来逆に我慢ではなく、モノに執着するようになる傾向があるようです。大切なのは全く買わないのではなく、買う買わないのメリハリをつけることなんだそうです。
携帯代・・・、我が家ではまだ先の話ですが、子供の携帯代が家計を圧迫するケースが多いそうです。横山さんは月々のお小遣いから、というのは厳しいので、お年玉から払わせる方法を実践されているそうです。
家族でマネー会議。収入はもちろん、支出も全て公にするそうです。そして欲しいものがあるときは手を挙げて、欲しいもの、その値段から買いたい理由などをプレゼンさせるそうです。横山さんはお子さんが6名(著書当時は5名?)だったようですが、その兄弟からもバシバシ突っ込みが入るそうで、面白いなと思いました。
何かを買いたいと思って子供がねだってきても「マネー会議でプレゼンして」と言うそうです。次第におねだりも減ってくるし、プレゼン力も付くしで、良いことづくめですね。
他にも大学資金の準備方法なども書かれています。我が家は学資保険に入っていますが、これだけでは足りません。どうやって貯めていくか、嫁の初めてのパート代が入るころに初めての我が家のマネー会議を実施したいと思います。
まぁ、結局のところコツコツ積み立てていくしかないんですけどね。