afternoon life

悩み多き人生ですが、残りの半生を楽しく意義あるものにしたいと思い、綴っていきます。

初めてETFを買ってみた

最近すっかり投信への関心が薄れています。

というのも、先進国株式(MSCIコクサイ・インデックスの方)を中心に、投資銘柄が確立してしまったので、ほとんど放置に近くなってしまったからです。もちろんそれは、ある程度基準価額が安定していることも精神的に大きいとは思うのですが、あれこれ読んでいた投信ブログも今ではほとんど読まなくなりました。

そんな中、初めてETFを買ってみたのでそれについて書いてみたいと思います。

 買ったのはUBSのFTSE100。少額ちょっぴり。英国投資に興味はあったのだけど、忙しさにかまけて、2月、3月頃と比べると結構値段が上がってしまいました。ちなみに日本で英国株式に投資出来るのはこのUBSのFTSE100とMSCI英国だけのようですね。

ではなぜ英国のETFに手を出したかというと、幾つか理由があるのですが・・・

一つは5%前後にもなる高い配当利回り

そしてもう一つはピクテさんのお墨付き。。。というわけではないんですが、最近のピクテさん発行のBarometerには「英国株式も割安です。英国のEU欧州連合)離脱(ブレグジット)を巡る懸念の不当ともいえる影響を受け、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が正当化が困難な程、割安な水準に放置されています。」とあります。ピクテ投信さんの考えでは現時点で株式でオーバーウェイト気味なのが新興国株式と英国株式。

FTSE100は日本でいうところの日経225みたいなものですが、その構成銘柄は、HSBC HDGS、ROYAL DUTCH SHELL、BP、ASTRAZENECA、British American Tobacco、GlaxoSmithKlineと早々たる面子。日本ではユニリーバとかも有名ですね。

で、もちろん名前だけが大事なのではなく、注目したのは業種別にみると、金融、生活必需品やエネルギー関連の比率がS&P500などに比べて高いこと。代わりに情報技術などはかなり低めです。米国などと比べると新たな技術革新は生まれにくいかもしれませんが、ピクテさんの指摘通り、ディフェンシブ株が多く、安定感は高そうです。

そして最後の理由が僕自身が英国大好き人間ということ。くだらんと思われるかもしれませんが、事実なので仕方ありません。投資界隈では米国投資が熱を帯びているようですが、僕は英国ETFでディフェンシブに行きます。

 

ですがFTSE100のETFを買う場合、リスクもあります。

それはとにかく不人気。出来高が極端に低い。そのうち上場廃止されるんじゃ?と疑問を持たざるを得ません。

そして、目先の最大のリスクは何といってもBrexitですね。

ネットで検索するとレバレッジを利かせている人が多数のようですが、景気変動の影響を受けにくい銘柄をわざわざ選んでいるので、僕自身は今のところ考えていません。

のんびり積み立て、安くなったら買い増し。。。位の軽い気持ちで行きたいと思っています。