afternoon life

悩み多き人生ですが、残りの半生を楽しく意義あるものにしたいと思い、綴っていきます。

若い命が・・・

最近、特に若い、そしてまだ幼い子供たちが交通事故に巻き込まれて亡くなる事故が多発しているように感じる。19日に池袋暴走事故、23日には千葉で小学3年生の女の子子が登校中に轢かれ、同日広島ではトラックに小学5年生の男の子が惹かれてそれぞれ亡くなるという、痛ましい事故が相次いでいる。

作家の百田氏が「もうすぐ死ぬジジイが、若い母親と幼子の命を奪った」と憤っているそうだが、全くもって同感だ。

 もちろん事故を起こすのは高齢者だけではない。自分も加害者にならないように気を付けなければならないが、今回のケースは少し話が違う。

自分自身、車は好きだが、さすがに87にもなってまともな運転ができるとは思えない。60代ならともかく、80代で出来ると思うなんて過信し過ぎじゃないのか。

自分ならその年まで仮に生きていたとすれば、バスやタクシーなどの公共の交通機関を利用したり、成長した娘に運転してもらうなどするだろう。もし、そういう環境になければ、運転はしてもより安全性の高い車に買い替えるだろうと思う。

自分の母は65歳くらいで免許証を返納し、父は事故を心配して買い替えた。

そもそもアクセルが戻らなくなったなどという妄言を言っている時点で、頭がどうかしている。高齢者の事故に多いが、踏み間違えに気付けるかどうか、そこが高齢ドライバーとそのほかのドライバーの差なんだろう。ブレーキと思ってペダルを踏んだら加速した・・・のだとしたら、瞬間的に踏み間違えた!と判断できないようであれば、もう運転は止めるべきだ。

俺が同じ立場だったら・・・、いや考えたくもない。辛すぎる。

 

政府も高齢者のドライバーの事故について、真剣に考えてもらいたい。この国は高齢者優遇に甘すぎる。

ところで、最近安倍首相がスリランカの爆破テロに声明を出していた。日本人も巻き込まれているし、それ自体は悪いとは思わないのだけれど、国内にもう少し目を向けられないものなのだろうか。

僕はこの一連の事故についても言及してほしかった。高齢者による事故、通学途中の事故はこれが初めてではない。若い人、とりわけ未来を担う子供たちを守ってほしい。

小泉元総理大臣もそうだったが、外交が得意な首相程、国内に目が向けられていない気がする。国内で大地震が起きて犠牲者や家を失う人がいるのにスマトラ沖地震に多額の援助をしたり。。。

選挙の時以外ももう少し国民に目を向けて欲しいのだけどね。