afternoon life

悩み多き人生ですが、残りの半生を楽しく意義あるものにしたいと思い、綴っていきます。

ピクテさんのグローバルマクロウオッチ

久しぶりにブログ更新します。休みが休みにならないのはきついですなぁ。

今日は定期的に届くピクテ投信さんのレポートからご紹介です。

相変わらず慎重姿勢は保ったままなんですけど、世界各国の通貨の変動などもあったり、資料はどれも興味深いものばかりですね。

 株式市場や債券だけでなく、その通貨については米ドルに対してのパフォーマンスが2018年12月末までと、2019年1月末までのデータが出ているんですが、大きく下落した新興国の通貨も今年に入ってかなり上昇しているようです。気になるのが日本円が米ドルに対して、昨年12月末までと今年1月のデータ両方で一人勝ちなんですよね。

2019年の予測について、キーワードを書いていくと…

・世界の景気先行き指数は景気鈍化を示唆

・世界の国内総生産GDP)成長率は鈍化

米国債が逆イールドになるとリセッション入りを示唆

・世界の民間投資と小売売上高はピークアウト

・米国の信頼感指数は低下

・企業利益はピークアウト

・ディフェンシブ株式が相対的に高パフォーマンス

等々、リセッション入りに警戒感ありありです。

他にも興味深い資料はたくさんあってですね。。。

米国の景況指数と家計負債、米国の景気拡大期間は過去2番目の長さ、米国の政策金利の引上げ見通し、ユーロ圏と日本の景気先行き指数、米国と中国の貿易戦争、等々表紙を含めて全44頁。

 

因みに今、ピクテさんによると株式市場でオーバーウェイトの分野はセクター別にみて生活必需品のみ。その次がヘルスケアや資本財・サービス。

地域別にみるとオーバーウェイト気味なのが英国、新興国、太平洋地域。英国が含まれる理由が良く分からないんですけどね。

いずれにしても今は市場に一部流動性リスクが発生することが想定されるということで、下落サイクルの1段階前と見ているようです。

ピクテさんの資料にあるように、今はリスクを低減させるべき時期のようですけど、下落サイクルに入ることは、同時にバーゲンハンティングの時期。

リーマンショックの厳しさを嫌というほど味わった身ですから、今のうちに金をため込んで、下落時に買い込んでやるぜ!みたいなことは言えませんし、今僕にできることは努めて貯蓄して一定額を投資に回すことくらいですけど、少しは攻めてみたい気もしますね。