afternoon life

悩み多き人生ですが、残りの半生を楽しく意義あるものにしたいと思い、綴っていきます。

PictetさんのGlobal Macro Watch

最近投信ブロガーさんの記事を見ると、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」についての記事がちらほら。僕は今年も結果だけ見させていただきます。個人的にはたわら先進国株式と、セゾングロバラに踏みとどまってほしいかな。

さて、ピクテさんかiTrust受益者に送られる、Pictet Newsletter。

Global Macro Watchが届きましたので、ちょっとだけご紹介。

 Global Macro Watchは、ピクテ投信が機関投資家向けに発信している資料の一つなのですが、僕のようにiTrustを利用している人も読むことが出来ます。株式に限らず、為替市場、債券、コモディティ、リート市場、今後の展望など、今回の資料でいうと全28頁。盛りだくさんです。

さすがに全て紹介することは出来ませんが、株式について、ちょっとだけご紹介。

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今年10月に世界的に株安となりましたが、過去1ヶ月でプラスとなったのは、ブラジル株式で+9.5%。他は軒並みマイナスだったようで、最も下げ幅が大きかったのは中国の-11.3%、次いでメキシコで-10.6%、その次が日本の-9.1%。MSCI新興国株式指数がー7.8%なので、相変わらずボラリティが新興国並みだと言えます。。

因みに過去3ケ月、過去1年とみても、ブラジルは好調の様子。米国株式が過去1年で+5.2%に対し、何と+15.0%。ブラジルは大統領選挙に対する不安が解消されたのが原因なんだそうです。

単純に過去1年で最も上昇したのはロシア株式で、+16.4%。でも10月末を基準とする過去3ケ月でいうと、+0.8%、過去1ヶ月となると‐5%と、急激にダウンしています。

日本の経済ニュースでは米国株の暴落、中国株式の影響を受けた日本株式の暴落位しか、情報がありませんでしたので、こうしてプロの情報を得られるのは本当に貴重です。

 

これに対してIMF国際通貨基金)による2019年の世界経済の見通しですが、+3.9%から3.7%へ下方修正。少し細かく見ていくと、米国が2.5%、ユーロが1.9%、英国が1.5%、日本が0.9%、先進国が2.1%。

新興国株式は4.7%、中国が6.2%、ブラジルが2.4%、ロシアが1.8%なんだそうです。

 景気の先行きについては、先進国、米国、欧州、日本、新興国、中国と、指数の動きを紹介するだけでなく、VIX指数なども紹介していますが、総じて2019年も堅調に推移しそうな感じですね(日本以外は)。

日本の場合、最近の貿易摩擦の動向次第ということかもしれません。

 

こうしてみると、やっぱり一つの国のみに集中投資、というのはリスク云々だけでなく、機会損失になっている気がしますね。ブラジルとロシアの景気が好調だったなんて、考えもしませんでした。

まぁ、それでも僕は露、中、韓だけは今後も避けますけどね。

最近イオンに行くと、免税のアナウンスで中国語と韓国語が流れるんです。中国はともかく、この状況でよく韓国人に媚びを売れるなぁと。。。

どうかしてるぜ。