afternoon life

悩み多き人生ですが、残りの半生を楽しく意義あるものにしたいと思い、綴っていきます。

分散投資、リスク許容度見直しの必要性

W杯で、日本がコロンビアに勝利した翌日、アホみたいに「ウェ~~イ」と歓喜の記事を書きたかったのですが、タイミングを逃しました。仕事が忙しすぎて。。。

ところで、ピクテさんレポート、Global Macro Watchに興味深い資料がありましたので、ご紹介したいと思います。

 MSCIの指標を基に、客観的に数値化、グラフ化した資料がたくさん載せられているのですが、個人的に積み立て投資をしていて感じるのが、株価が下がるとどうしてもその指数のインデックスファンドは必要なのか?とか、この指数1本で良いんじゃないかとか、といったものです。

ある指数が絶好調であればその指数をオーバーウェイトし、ある指数が下がてしまうとアンダーウェイトしたり、積立を止めたくなるというのは、人情ではありますが、初心者から脱し切れていないのかもしれません(僕のことですよ)。もちろん、その指数が全世界丸ごと買える指数なら良いんでしょうけどね。

 

そこでピクテさんのGlobal Macro Watch

非常に分かりやすく、やっぱり分散投資が必要なんだなと、感じさせてくれます。

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資料はPictetさんのGlobal Macro Watchより。MSCIの指数の動きを見たものです。

米国株が突出しているので、やっぱり米国株だけで良いんじゃないかと思われる方も多いかもしれませんね。できればここに先進国株式指数を載せて欲しかった気がしますが。。。

では次の資料ではどうでしょうか。

 

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こちらも資料はPictetさんのGlobal Macro Watchより抜粋。

過去1年だけで見ると、新興国株式が米国をはじめ、先進国株式を圧倒しています。過去3ケ月となると、逆転していますが、やっぱりどこが上がるのか何て、予測するのは難しいということではないかと思います。

ただ、個人的には中国はやっぱり今後も外せないんだな~とは感じました。

 

尚、同資料によりますと、今後のIMFの予測を紹介しています。それによると。。。

  • IMFは世界経済成長率予想を、2018年は+3.9%、2019年は+3.9%と、過去数年と比べ高水準な数字で、前回から据え置き。
  • 米国は、堅調な輸出、景気回復、減税実施等を受け上方修正、また商品価格の上昇や過去の構造改革の進捗を評価しブラジルを上方修正。
  • IMFは特に先進国について、金融・財政政策で成長率が底上げされているため持続性に懸念があり、18~19年が成長率のピークとなる可能性も指摘

だそうです。

僕は2016年、セゾン投信から積み立て投資をスタートさせて、今は松井証券の投信工房メインで積み立てを行っている投信歴の浅い凡人ですが、試練の日も近いのかもしれませんね。

 

僕にとってのバイブル、水瀬ケンイチさんの著書「お金は寝かせて増やしなさい」に金言があります。「ポートフォリオのリスクが自分のリスク許容度の範囲内に収まっているかの確認は、株価が好調な時にこそ行うべきです。暴落してから行うのでは遅いのです」

身に沁みます。。。