自分と家族を守るために
福井県で昨年から行方不明になっていた3歳の男の子の遺体が見つかりました。
悲しい事件です。
本人はもちろん、ご両親や親族にとっては辛い1ヶ月だったと思います。僕自身、幼い子供を守るにはどうしたらよいのか、改めて考えさせられます。
いろんな考え方があると思いますが、僕は僕自身の身を守るため、家族を守るために普段の生活の中で決めていることがあります。
娘と同級生の子を持つ会社の同僚の話も含めご紹介したいと思います。
生活の上でのルール。
扉を開ける際に手元を見せない。
これは会社の同僚の話でなるほどと思った例です。我が家では手遅れでしたが。
扉を開けるときにはドアノブを下げたりすることで開閉できるようになりますが、子供は1歳過ぎるとそれを覚えて自分で開けられるようになります。
車の扉も同様です。家の扉の応用だろうと考えたのでしょう。僕の2歳の娘は教えてもいないのにドアのインナーハンドルを解除します。
ドラム式洗濯機は買わない。
記憶に残っている方も多いでしょうね。子供が夜中に洗濯機の中に入って窒息死してしまった事故がありました。多分親を驚かせてやろうという幼子らしい考えからだったと思うのですが、ドラム式洗濯機は中から開けることができません。
しかも事故は1例だけではないようですね。過去に数件起きているようです。
ちなみに家の中の話ではないですが、外でかくれんぼをしているときにそばにあったゴミ収集車の中に隠れ、それに気づかなかった作業員がボタンを押して死亡した、という例もあります。子供(とりわけ男の子)は衝動的に動く子もいるので注意が必要です。
プールや海に行くならライフジャケット
僕は小学生の頃に池でおぼれたことがあります。友達の手に捕まることができて九死に一生を得ました。それ以降父からはスイミングスクールに通うことになりましたが、泳げるようになっても必ずライフジャケットをつけるように指導されました。
毎年川や海で亡くなる人がいますが、ライフジャケットがあれば違う結果になる可能性もあったのに、と思います。
ところで、プールに乳幼児を連れて一緒に入っている人を見たりしますが、プールとはいえ、事故は起きています。排水溝での事故もあれば、学校のプールでも。
ちなみに乳幼児を抱いてプールに入る人もいるかもしれませんが、あまりお勧めしません。というのも僕は小学生の頃10歳下の弟を抱いて流水型のプールで一瞬弟を見失ったことがあるからです。抱いていたのに何かのはずみで手から離れてしまいました。
多くの人がいる中、水中の中で漂う弟を数秒後に発見できたからよかったものの、もし見つけられなかったら。。。僕にとって悪夢なような出来事でした。
立体駐車場に停めない。
都心に行くと駐車場が立体駐車場をよく見ますが、たまにホテルでも採用しているところがあります。
僕は絶対停めません。今はどれだけ安全対策が採られているのかわかりませんが、過去に数件死亡事故が起きています。もう降りただろうと係員が勘違いしてボタンを押してしまった結果、立体駐車場の扉は閉じられ餌食になっています。
持ち家はマンションより一戸建て。
マンション(英語の意味を知っているのであまりこの言葉を使うのは好きではないのですが)と一戸建てはどちらがいいのか?と、よく比較されますが、僕は大事なことが抜け落ちている気がします。
毎年何人の子供が転落事故で命を失っているか、誰も気にならないんでしょうかね。
過去には子供をつかんで落として殺害した事件まであります。
僕は迷わず一戸建てを選びました。
その他子供が巻き込まれた事故
自宅駐車場で親の車に轢かれて死亡。
毎年何例かありますよね。僕は車を買った当時、バックモニターなんてそんなもの運転が下手な人向けだろうとつけませんでしたが、娘が1歳を過ぎてから取り付けました。
事故とはいえ我が子を轢いてしまうなんてぞっとします。
草刈り機
絶対買わないと決めています。まぁ、うちの庭は広くもないのでそもそも不要ですが。
子供がいないと思っていたのに振り向きざまに子供を切断。。。
亡くなった事故が起きています。
買おうとしていた上記の同僚にこの事故を伝えたら買うのをやめました。
庭で漏電
ネットで見つけられないので日本の例ではないかもしれないのですが、庭で日曜大工をしている際にグラインダーを使った際に漏電に気付かず、そばにいた子供が感電死したと聞いたことがあります。
最近は日本でもエアコンの高出力化により200Vが珍しくありません。漏電には気を付けた方が良いです。
僕は日曜大工をやりますが、子供がいるときにはやりません。
ちなみに僕は中学生まで市営アパートに住んでいましたが、小学生の頃に排水管を伝って4階まで上がったことがあります。最上階は5階でしたが、何が言いたいかというと、とりわけ男の子は競争したがるということです。排水管を伝って上るのもそう、車が来ているのに道路を渡るのもそう。「俺なら行ける」と言われると「俺だって行ける」だけでなく、「俺ならもっと早く行ける」となってしまうわけです。
所かまわず競争場所になってしまいます。
幼稚園の帰り、バスから降りた後、一番で向かい側の歩道に渡ろうと、年下の子が軽トラックにはねられました。幸い軽傷で済み大事に至らなかったのですが、親御さんは気が気でなかったでしょう。
だらだら取り留めのない文章になってしまいましたが、子供が事故に巻き込まれないように事前に考えうるリスクを除外することも大切だと思います。
子供はチャレンジしたがるものですけどね。